NOMURA ARCHS RECRUITING

関わる人が一体となって動けるよう
自ら中心に立つ推進役。

制作
制作1部 グループリーダー
2008年 中途入社
※2024年インタビュー時の所属と役職になります

Q1 現在の仕事内容は?

内装現場の制作管理およびグループリーダーとして8名のメンバーをマネジメントしています。私自身も現場を担当し、制作管理業務全般を行いますが、メンバーもそれぞれに現場を担当していますので、その進捗確認をしたり、相談にのったり、必要に応じてサポートにまわることもあります。制作管理は、品質と安全性を保ちながら工事を管理・進行していく仕事です。そのための業務は綿密な事前調査や図面の検証、見積りや計画書作成、現場やコストの管理など幅広くあるうえ、予算や納期などさまざまな制約のなかで最良の方法を見つけられるよう、マテリアルや工法の知識も求められます。さらに、他部署や協力会社など社内外の多くの人と調整しながら進めていくため、人間関係をしっかり築いていかねばなりません。「ものづくり」の仕上がりを左右するのは、結局は人の力なのだと感じています。

Q2 仕事をするうえで大切にしていることは?

制作にはたくさんの人が関わるため、なんといってもコミュニケーションが大切になります。
他部署との調整や協力会社への的確な依頼も、日常的なコミュニケーションが成り立っていなければ正確性が損なわれます。工事を進めるうえで、制作管理者は案件に携わる人々の中央に位置する立場です。自分が真ん中に立ち、まわりが一体となってスムーズに動けるよう、“つながりのあるマネジメント”を心がけています。そのために、それぞれの担当者と積極的にコミュニケーションをとりますし、必要なことを伝えるときにはちゃんと具体例を出し、曖昧に受け取られる言い方はしないように意識しています。
また、メンバーの成長支援においても、コミュニケーションが重要だと思っています。私が入りすぎずに各自が積極的に取り組めるようにサポートしていますが、その方法やスピード感は一人ひとり違うので、よく見て、よく聴いて、共有する情報量やスピードを少しずつ調整することを心がけています。

Q3 最も印象に残っているプロジェクトは?

入社して3年ほど経った頃に、ある飲食店の内装を担当しました。お客さまや設計者との直接のやりとりや、発注業務を一人で行うのも初めてでした。立地上、一般の店舗より制約が多かったのですが、そのなかでお客さまの要望が落とし込まれたデザインや図面を実際の形に仕上げていく楽しさを味わいました。その過程では、「自分がやるしかない」と踏ん張る状況が何度もあり大変ではありましたが、責任を持ってやり遂げたことで達成感を得られ、仕事に自信を持つきっかけとなったプロジェクトでした。また、この経験から、どんな状況でも楽しめるポイントがあり、それを見つけるのは自分次第なのだと気づいたことも大きなプラスとなりました。
私自身、それ以降は苦労する局面にぶつかっても、早々に諦めたり腐ったりせず、そこをなんとかしていこうと工夫することを楽しめるようになりました。

Q4 あなたが思う「クリエイティビティ」とは?

制作管理の立場で求められるクリエイティビティは、「仕事のリレーションを活性化する力」だと思っています。たくさんの人が関わって一つの大きなものをつくり上げていくなかでは、相手との信頼関係やちょっとした思いやり、誰かがふともらした一言が大きな鍵となって良いリレーションが生まれることもあれば、ちょっとした誤解や齟齬が仕事の流れを止めてしまうこともあります。多様な関わりの中心にいる制作管理者は、そうした流れや滞りに敏感になってうまく回していかねばなりません。表立って見えてはきませんが、プロジェクトを支える重要な力だと思っています。

ある一日のスケジュール

  • 8:30
    • 現場① 到着
    • 朝礼
    • 協力会社の責任者と現場を見て回り、必要な箇所に指示を出す
  • 9:30
    • 現場近くの事務所で計画書など書類業務
  • 11:00
    • 設備会社担当者とミーティング
  • 12:00
    • ランチ後、会社へ移動
  • 13:30
    • 会社到着
    • プロジェクトの定例会
    • お客さま、協力会社の担当者など一同を介してミーティング
  • 15:00
    • 分科会
    • 定例会で出た課題の解決に向けて社内ミーティング
    • 終了後、現場へ移動
  • 17:00
    • 現場② 到着
    • 進捗を確認し、夜間工事の担当者と引き継ぎ
  • 19:00
    • 退社後
    • チームメンバーと軽く飲んで談笑