「都市環境の創造」の実現に向けて
会社の方向性を定め、舵を取る仕事。
バックオフィス
経営戦略部
2018年 新卒入社
※2024年インタビュー時の所属と役職になります
Q1 現在の仕事内容は?
複数の部門からなるバックオフィス業務のなかで、私は経営戦略部に所属しています。その役割の軸となるのは、アークスがミッションとして掲げる「都市環境の創造」の実現に向けて、経営基盤を強固かつ拡大化することです。そのために、経営課題を抽出し、中長期的な事業戦略や年度ごとの経営方針などを立案し、経営層とともに方針を定めていきます。
会社はさまざまな部署の総合力で成り立つものですが、経営戦略部はいわばその舵取り役。市場や競合の動き、社内の生産体制などを把握・分析し、仮説を立てて実行に移していく仕事です。
また同時に、社員の働きやすさをサポートすることも、経営戦略部の大切な役割。成果や取り組みが目に見えにくい業務ですが、「アークスの企業価値の向上」を指針に日々取り組んでいます。
Q2 入社前と入社後、印象が変わったことは?
もともと私は制作としてアークスに入社しました。「ものづくりの会社」で働いてみてわかったことは、泥臭さ、緻密さ、バランスの良さが必要だということです。入社前は華々しいプロジェクトの表層を描いていましたが、実際には、お客さまとの会議から、設計・デザイン、そして施工に至るまで、納期が許す限り最後の最後まで泥臭く粘って、お客さまの要望を超えるものを生み出そうと最善を尽くしています。そこには、さまざまな条件や工種、立場の違う人びとの想いを緻密につなぎ合わせていくバランス感覚も求められます。こんなに手間がかかって、関係者が多くて、確認することも山積みで、気の遠くなる作業なのかと驚くこともありました。でも、だからこそ、見る人の目に華々しく映る結果があるのだと思います。
いまでは経営戦略部にフィールドが移りましたが、やはり泥臭さ、緻密さ、バランスの良さはどの仕事においても必要であることを実感しています。
Q3 仕事をするうえで大切にしていることは?
「あたりまえを疑う」「あたりまえの感覚・感性を大事にする」の2点を常に頭においています。たとえば、「常識」として考えられていることも、立場や役割、環境などの条件が変わればあたりまえではなくなります。あたりまえにやっていることが実は他にはない強みであったり、実は非効率な作業であったり。あたりまえで済ませてしまうことは、ものごとの本質を見逃すことにつながると思います。
経営戦略は会社の方向性を示す仕事ですから、「そのやり方は本当にベストなのか」と疑い、見極める必要があります。特に近年は、デジタルやAIの技術革新が目覚ましいので、方法の見直しは必須だと思っています。しかし、その一方で、「あたりまえの感覚・感性を大事にする」ことも大切です。経営戦略の実行には社員が一丸となることが重要です。だからこそ「共感できる戦略」を考えるうえで捨ててはいけない感覚・感性でもあると思っています。
Q4 あなたが思う「クリエイティビティ」とは?
クリエイティビティとは、「ロジカルでリズム感があるもの、補足説明のいらない説得力があるもの」だと思います。それは建物やインテリアのおさまり、本やメールに書かれた文章、プレゼンテーションのストーリー構成や資料の見せ方など、さまざまな場面に当てはまります。
経営戦略部としては、社員が少しでも会社の方針や新しい施策に共感を持てるように、伝え方や見せ方にもクリエイティビティを発揮していきたいところです。
また、クリエイティビティが発揮されている空間とは、人がたくさん集まる空間や長い年月愛されている空間であり、形態面や機能面などが優れていることの表れだと思います。アークスが生み出す空間もそんな空間になっていければうれしいです。
ある一日のスケジュール
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8:45
- 出社
- メールチェック、予定表更新
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9:00
- 自席で資料作成
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12:00
- キッチンカーでランチ購入
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13:00
- 採用戦略ミーティング
- 人事・総務部と連携した打ち合わせ
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14:00
- 経営層とのミーティング
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15:00
- 中期経営計画づくり
- 上司・同僚とアイデア出し、データ分析
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16:30
- 自席で資料作成
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17:30
- 退社後
- テニススクールへ。レッスンとミニゲームでリフレッシュ