NOMURA ARCHS RECRUITING

関わる人、一人ひとりを信頼でつなぎ、
活気ある現場をつくる。

制作
制作部 制作1グループ グループリーダー
2004年 新卒入社
※2025年インタビュー時の所属と役職になります

Q1 現在の仕事内容は?

2004年の入社以来、一貫して制作業務に携わってきました。15年以上、同じお客さまを担当していることから、営業と制作を一体化させた動きをしています。心がけているのは、お客さまとしっかり対話し、納期・予算・要望にきめ細かく対応しながら、現場を安全かつ滞りなく進めることです。仕事をするうえであたりまえのことばかりですが、その積み重ねこそが信頼を生み、結果として営業にもつながっていると感じます。
グループリーダーとしては、10名のメンバーが担当する案件を把握し、人員配置や案件整理などの社内承認業務や人材育成も私の仕事です。人手が足りない現場には、自らフォローに入ることもあります。常に意識しているのは、「現場を管理する者は、信頼の力で手綱を握らねばならない」ということです。完工するまでには、お客さま、制作チーム、協力会社の職人の方々など大勢が関わります。その中心に立ち、それぞれと誠実に向き合い、信頼を築いてこそチームワークが高まり、グループ全体の目標達成につながると考えています。

Q2 この仕事の魅力・やりがいは?

図面だけだったものが床や壁として形になり、やがて完成し、誰かに使われていく。そのプロセスを間近で見られるのは、この仕事ならではの醍醐味です。一つの現場が完成するまでには協力会社の皆さんとともに昼夜を問わず動くこともありますが、積み重ねた時間や労力の分、完成したときの達成感は言葉にできません。
特に印象に残っているのは、初めてプロジェクトマネジメントを任された駅ビルの改修工事です。私がまだ20代後半の頃で、予算・スケジュール管理から現場指揮まで全てを担いました。駅周りの工事だけに制約も多く、調整は難航し、当時の上司に相談しながら何とか完成にこぎつけた現場でした。今振り返れば、思うように進められなかった悔しさや反省点も多い一方で、上司や先輩方の動き方を肌で学べた貴重な経験でした。そこから仕事への向き合い方が大きく変わり、現場を進めるおもしろさや完工後の感動も倍増しました。

Q3 現在、注力していることは?

今は次世代への引き継ぎに力を入れています。どうしても自分が前面に立つことが多いため、今後はできるだけ若手メンバーを前面に出し、先回りして答えを出さず、見守る形で成長を促していこうと思っています。若手時代の自分が感じていたことを忘れず、何かあれば支えられる距離感を意識してサポートしていきたいですね。
くり返しになりますが、この仕事に欠かせないのは、技術や知識の前に信頼関係の構築です。小さな約束を守り、まわりの人に敬意を持って接し、よく聞き・よく話し・親身になること。その姿勢が現場に活気をもたらし、ひいては自身のスキルアップにも貢献します。
私自身、現場を持っているため会社にいないことが多いのですが、忙しいなかでも相談してもらえるよう、メンバーの状況を見ながら節目ごとにコミュニケーションを取るよう心がけています。

Q4 あなたが思う「クリエイティビティ」とは?

私にとってのクリエイティビティとは、「考える力」と「先を読む力」です。
「この資材をどのタイミングで搬入すれば作業がスムーズか」「この場所で使えば湿度変化が起きるかもしれない」といった予測を常に巡らせることで、現場でのイレギュラーにも即座に対応できます。予測が外れることもありますが、その積み重ねが柔軟性や対応力を鍛えてくれると感じています。

ある一日のスケジュール

  • 9:30
    • 現場到着、担当者と夜間工事の確認
  • 10:30
    • メールチェック
  • 11:00
    • 担当メンバーとミーティング
  • 12:00
    • 昼食後、会社へ移動
  • 13:30
    • 見積書作成など書類作業
  • 15:00
    • 社内ミーティング
  • 16:00
    • 事業計画書・見積書作成など書類作業
  • 18:00
    • 現場へ移動、進捗確認
  • 20:00
    • 退社